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だいな・あいらん

ゲームアーツ T-4503G デジタルコミック
一押し:ノンノンジー……じゃなくって「ぱりん」(笑)
 「ゆみみみっくす」に続く、竹本泉原作デジタルアニメの第2弾です。
 ゆみみは、1プレイの時間が2時間程度でした。で、「だいな・あいらん」を初めてプレイしたときのプレイ時間は1時間程度でした。「これは、ゆみみみたいに全然違う展開があって、そっちに進めば2時間くらい話が続くんだろうな」と思って再プレイ。やっぱり1時間で終わる。
 短い時間で終わるというのは、何度も遊べていいのですが、一つ一つの選択肢の重みが軽いので、いまいち長く楽しめません。すべての分岐を見ようとするとかなり手間がかかるようですが、そこまでやる気が起きなかったですね。ゆみみの時は、3つのEDを分岐させるのが結構難しく、それを見るためにプレイを重ねるうち、自然とすべての分岐を見れたのですが。
 キャラもお話も、竹本泉の「いつもの話」です。でも、これがゲーム(アニメ?)という媒体で出たおかげで音楽という要素を十分に活かした、ミュージカル的なお話に仕上がっています。それでも、「いつもの話」2話分くらいのボリュームなんですけど。
 あと、キャラクター紹介があるのに、ぱりんや麦太郎の活躍が少ないのも不満です。ぱりんは矢島晶子がCVやってるので期待していたのですが。
 なんか、否定的な文になってしまいましたが、クオリティは非常に高いです。CDのロードなんてまったく気にさせずに1時間ずっとアニメを見させてくれます。一度見た分岐をスキップする機能などの、便利機能も充実しました。ゆみみをプレイしていない人はぜひ一度プレイして欲しいですね。ゆみみをプレイした人は大体プレイしてるとおもうし(笑)。

 その後、フリーソフトのWindows上で「だいな・あいらん」のシナリオファイルを動かすプログラムを拾ってきて中を見てびっくり。バックグラウンドのCD読み込みは究極レベルまで行ってます。


ゆみみみっくすREMIX

ゲームアーツ T-4501G デジタルコミック
一押し:ゆみみ
 竹本泉原作デジタルアニメの第1弾の移植版です。最初はMEGA-CDで発売し次にFM-TOWNSに移植された後、SSに移植されました。私は全部の機種のROMを持ってます(笑)。
 SS版はREMIXとなっていますが、なにが変わったのかというと「ゆみみぱずる」が追加されて、立派なパッケージと設定資料集がついています。

 絵がMEGA-CDからのベタ移植なのでジャギが目立ちますが、竹本泉作品の雰囲気はきっちり再現されてます。お話のほうは、「いつもの話」よりは少し長めで「だいな・あいらん」に比べると起伏に飛んでいます。人物紹介があるキャラはそれぞれ重要な役割を持っていますし。結末は3通りのマルチエンドとなっています。どれも、竹本作品らしい終わり方なので頑張って全てみる事をお薦めします。
 あと、オープニングとエンディングを高橋由美子が歌っています。私は、どちらもお気に入りで、カラオケで歌ったりします。

 「ゆみみぱずる」は要するに「上海」で、面構成は決まっていてクリアする毎に没カットや場面集が見れるようになります。ここの絵はSS用に書き起こされているので綺麗です。

 最近では投げ売りされている事が多いのですが、プレイしたことがないのなら定価でも値段ぶんの価値はあると思います。竹本泉の絵に拒否反応を示さないのであれば、一度プレイしてみて欲しい作品です。


機動戦艦ナデシコ〜やっぱり最後は『愛が勝つ』?〜

セガ・エンタープライゼス GS-9142 アドベンチャー
一押し:ホリノ・ルリ
 アニメ「機動戦艦ナデシコ」のオリジナルストーリーでのゲーム化です。オリジナルストーリーといっても、原作の前半のナデシコが火星へたどり着くまでをうまく編集したようなお話になってます。

 ゲームシステムは、ストーリーモードとバトルモードに別れています。
 ストーリーモードでは、次の戦闘までの時間が設定されていて、その時間だけ「誰かに会いに行く」「部屋でパラメタを見る」「誰かをデートにさそう」「デートする」事が出来ます。各行動は1時間消費します。「誰かをデートにさそう」のに失敗しても1時間経ちます。
 基本的に、ここで目当ての女の子と何度も会っておいて、好意度・感情度を良い状態にした後にデートに誘うという手順になります。デートは原作にも出てきた「バーチャルルーム」を利用して様々なシチュエーションを楽しむことが出来ます。女の子からデートのお誘いがある場合もありますが、その時はシチュエーションを選ぶことは出来ませんし、女の子によって選ばれるシチュエーションは決まっているようです。
 そうして、残り時間が0になると、戦闘の背景を紹介するムービーが流れてバトルモードに入ります。
 バトルモードでは、自分の攻撃と敵の攻撃を交互に行なうターン制が採用されています。攻撃/防御時には、画面中央下に表示されるパッド操作にあわせてパッドを操作します。制限時間があり、早く押し終われば終わるほど効果が高くなります。また、途中で押し間違えをすると制限時間が大幅に減ってしまいます。なお、操作の合間にはエステバリスの攻撃のアニメーションや、敵の攻撃のアニメーションが挿入されます。

 ゲームは全8章で構成されており、その間に与えられた時間は80時間強です。これだけの時間(行動回数)で会話できる登場人物16人いるというのは多すぎます。いろいろな人に話を聞いて進める、というより最初からキャラを絞ってそのキャラとだけ会話を進めるようにしないとハッピーエンドを迎えるのは難しいのではないでしょうか。最初から好意を持ってくれているユリカやかなり好意の高いメグミあたりなら大丈夫なのかもしれませんが、他のキャラを狙う人は注意しないといけません。
 それと、自分は「テンカワ・アキト」を演じることになるのですが、ムービー以外ではアキトは喋りません。ときめきメモリアルなどのプレイヤーと同一人物である(もしくはそれに近い)主人公なら喋らなくてもよいと思うですが、「テンカワ・アキト」というキャラクタはすでにあるのにまったくしゃべらさないのは変だと思います。

 総プレイ時間は大体3時間、すべての音声/ムービーをカットすれば1時間30分といった所でしょうか。
 制作期間が短かったのでしょうか、丁寧に作ってあっても「ゲームとして」甘い所が多々あり、テンポの悪さなども手伝って私にはあまり楽しめませんでした。
 一応、2回プレイして、1回目は誰とも結ばれず、2回目はホシノ・ルリとのハッピーエンドを見ました。私は、ナデシコの中で一番お気に入りのキャラはミスマル・ユリカなのですが 、アニメでアキトとくっついたのであえて違う結果を求めてプレイしてみました(笑)。
 ちなみに、2回目のプレイではパラメタに表示されるキャラ達とは一度だけ会話しましたが、後はホシノ・ルリだけに時間を使いましたが特に不都合はなかったです。


ゲーム天国

ジャレコ T-5711G 新感覚シューティングゲーム
一押し:伊藤由紀
 アーケードの同名タイトルの移植版です。アーケードで登場した時も、とてもシューティングに見えない画面なのに実は硬派なシューティングと言うことで注目していた作品です。

 縦画面も選択できる、アーケードの移植モードとSS専用のアレンジモードが入ってます。アーケードは完全な移植かというとそうではなく、私の気付いた限りでも

タメ撃ちが画面に残っているあいだでもボムが撃てるようになった
ぴぐのボムが爆発が出るまで無敵にならなかったのが、発射直後に無敵になるように変更された

 の2点が変わっています。まあ、どちらもオートボムを有効にする為の変更点ですね。おかげで難易度は少し(ぴぐを使った場合はかなり)低くなりました。

 前後しますが、シューティングゲームとしては、パワーアップする通常ショットと自機の斜め後ろにつくオプション2個、タメ撃ちとボムがあるごくオーソドックスなタイプです。
 なのに、なぜこのゲームが目立つかというと、まずプレイヤーが選択できる自機キャラが変わっていることです。ジャレコの歴代のゲームの主人公達が自機となるのですが、「エクセリオン」の「ジェイナス(FIGHTER-EX)」や「フォーメーションZ」の「Z-DYNE」、「プラスアルファ」の「セリア(プーペラ)」は構わないとして、「ぶたさん」の「ぴぐ」や「モモコ120%」の「モモコ」などはどう見てもシューティングゲームの主人公ではありません。さらに、モモコは「超究極ハイパーボム」というボムを持っているのですが、これが「意味もなく服を着替え巨大化することによってなぜか敵にダメージを与えることができる」という技で、画面にでっかくコスプレしたモモコの絵が出るのです。しかも、その絵が5枚もあるんです。
 次に、このゲームのステージ構成が他のゲーム、というかゲームセンターにおいてある各ゲーム機のパロディであることです。特に2面のクレーン・ワールドなど、とてもじゃないですがシューティングの画面に見えません。
 もう一つ、このゲームが硬派なシューティングである理由の一つですが、「タイムアタック」モードがあることです。要するに、オリジナル構成のステージで制限時間内にどれだけ点を稼げるかを競うというものです。制限時間内は何度死んでも復活できることや、点数を稼ぎやすいことなど、初心者にも比較的優しく、でも極めれば凄い点数も取れるという、かなり奥が深いものです。

 ここまでは、ほとんどアーケード版ゲーム天国の紹介ですが、これがアレンジモードでどう変わったかというと。
 まず、すべての音声が新録になっています。カラオケ・ワールド、家庭用・ワールドの2ステージが追加されました。「みき&みさと」という新プレイヤーキャラが追加されました。タイムアタックモードにステージ2が出来ました。モモコのタメ撃ちが「お星様アタック」から「モモコあたーっく」に変更されました。モモコボムが描き下ろしの新イラストに変わりました。ステージ間に主人公キャラ達やジーニアス山田とその手下達による寸劇が挿入されるようになりました。などなど。
 とにかく、盛沢山の内容です。ギャルゲーを家庭用に移植させたら右に出るものはいませんね(笑)。

 難易度設定も、ベリーイージーからベリーハードまで5段階選べて、ベリーイージー設定にすればかなり敵の弾が減り、敵の堅さが変わります。ゲーセンでは4面までしかいけなかった私でもノーコンティニュークリアできました。それでも難しいという人には、「オートボム」というオプションがあって、これを使うとボムのストックがあれば敵/弾に当っても自動的にボムが発射され、死ななくなります。逆に「コレじゃあ温いぜ」という人には「撃ち返し」オプションもあります。

 オープニングやエンディング、挿入歌など歌も充実していますし、ゲームの進行(?)をしてくれる伊藤由紀ちゃんのセリフもたくさん用意されてます。
 ギャルゲーは好きだけど、シューティングは苦手という人もぜひプレイして欲しいですね。それでシューティングが好きになってくれれば、もっとうれしいです。

 今は私は、仲間とタイムアタックモードでスコアトライアルをしています。まだアーケード/アレンジ1で500万点強程度の腕前なのですが。

バルクスラッシュ

ハドソン T-14310G 3Dシューティング
一押し:レオネ・ローデス
 3Dフィールドの中を自由に移動できるタイプのシューティングゲームです。
 プレイヤーは、ロボット形態と飛行形態に変形できる自機を操って、面ごとに課せられた任務を遂行していきます。任務は地上に固定されたターゲットの破壊から、移動するターゲットを一定時間敵の攻撃から守りぬくものまで、いろいろあります。面数は7面で、それぞれの面にボスキャラが設定されています。ボスキャラも、多脚歩行型要塞や、宇宙戦艦、自機と同じ様な可変形態戦闘機など、いろいろバリエーションがあります。面クリア時にシールド残量と残り時間に応じてボーナス得点が得られます。
 自機には、武器のゲージが設定されていてこれのレベルに合わせて出せる攻撃が変わります。ゲージが少ない時はロボット形態、飛行形態共に通常ショットとなります。ゲージがたまってくると、飛行形態の時は最大8ロックできるロックオンミサイルが発射でき、ロボット形態の時は大きな爆風が出るボムを撃つ事が出来ます。これらの爆風の出る攻撃を上手く利用すると、密集する敵を連鎖爆発で倒す事が出来ます。この時、画面にいくつの敵を連鎖したかが表示され、その数に応じてボーナス得点が得られます。一部の敵を倒すと、シールド回復や得点、特殊武器などのアイテムを残します。特殊武器はロボット形態の時のみ有効で、一定時間の間強力な攻撃をする事が出来ます。

 さて、ここまで読んで「どこがギャルゲーなんだ?」と思った方、お待たせしました(笑)。
 このゲームの特徴として、声によるナビゲーションがあります。各面のどこかに「M.I.S.S.」と呼ばれるナビゲーターがいます。これに接触するとその後、ターゲットの位置をそれぞれの「女の子」が声で指示してくれます。M.I.S.S.達にはレベルというものが設定されていまして、各面をそれぞれのM.I.S.S.毎に設定された条件でクリアすると経験値が入り、それが一定を越えるとレベルが上がります。レベルが上がるとより正確なナビゲーションをしてくれるようになります。最終面をクリアした時点で、連れていたM.I.S.S.がレベル2以上になっていると主人公クレスとM.I.S.S.のその後のムービーを見る事が出来ます。さらに、クリア時の得点(コンティニューした場合はプレイ中の最高得点)に応じて3種類のボーナスビジュアルが見れます。
 M.I.S.S.達の声優を紹介しておきます。レオネ・ローデス/長沢美樹、リラ・ハート/氷上恭子、メティカル・フレアー/根谷美智子、ナイラ・サベージ/折笠愛、ルピア・ルード/松井菜桜子、コロン・スタイナー/水谷優子、キナ・デビアス/こおろぎさとみ。あとマニュアルに書いてあるキャストで、主人公クレス・ドーリー/子安武人、主人公の幼馴染リーゼン・ラヴィア/天野由梨となっています。

 前評判も全然聞かず、パッケージも地味で、あまり店頭にも置いていない、と3拍子揃っている寂しいソフトなのですが、ゲームとして良く出来ており、かつギャルゲーとして遊んでも楽しいというなかなかのゲームです。連鎖爆発や煙をひいて飛んでいくミサイルなどは非常に爽快ですし、巨大なボスキャラとの戦闘も迫力があって良いです。オープニングアニメも「いかにもロボットアニメ」な感じですし。ただ、ゲーム中で語られるストーリーが断片的すぎて、マニュアルのバックストーリーをちゃんと読んでおかないと良くわからなくなるのは問題かもしれません。と言っても、ストーリーを楽しむだけのゲームではないので、気にしなければそれでもいいでしょう。

 私は、しばらくこの手のゲームをプレイしていなかったので、だいぶ苦労しました。現在は、一応ノーマルならノーコンティニュークリアできるようになって、全員のエンディングムービーを見た所です。キャラ的にはリラ・ハートのナビゲーションが非常に楽しいのですが、エンディングムービーもあわせると、レオネ・ローデスが一押しになりました。まだ見ていないボーナスビジュアルがたくさんあるので、それらを見る為に、もうちょっと頑張ってみようと思います。
 ちなみに、1回のプレイ時間は、45分から1時間くらいです。

魔法少女プリティサミー「恐るべし身体測定!核爆発5秒前!!」

NECインターチャネル T-20110G デジタルコミック
一押し:河合砂沙美
 天地無用のパロディ企画から始まって、CDやOVAなどにメディアミックスされた「魔法少女プリティサミー」のセガサターンオリジナルストーリーです。

 システムは、完全にデジタルコミックです。普段は、一枚絵が表示され、そこに目ぱち口ぱくする顔ウィンドウと、メッセージウィンドウが被さります。セリフ、効果音は全て音声付きです。オープニング、エンディングと途中で一部挿入されるアニメシーンはトゥルーモーションを利用しています。音声、顔ウィンドウのオンオフが選択でき、ボタン一発で次の選択肢までボタンを押さずに進む機能なども付いています。

 お話の方は、何というかサブタイトルが全てを現しています。静香・バーンシュタインというオリジナルキャラクタも登場するのですが、設定が鷲羽の親友という事でやる事がかなり似通っています。わざわざこのキャラを登場させる意義というのが感じられないです。ストーリーは、2話完結60分のストーリーを120分の劇場アニメ用に引き伸ばしたような感じで、原作にある独特のテンポのよさが感じられません。

 その他にテンポを崩している要素として、CDのアクセスがあります。顔ウィンドウをオンにしていると、顔が切り替わるたびにCDをアクセスします。これをオフにしてメッセージ自動送りモードにしてやると、会話のテンポはほぼ問題なくなるのですが、場面切り換え時の背景のロードでやはり引っ掛かりを感じます。
 あと、背景が一枚絵なのも寂しいです。挿入されるムービーもTVアニメのフィルムを使いまわしている部分が多いようです。トゥルーモーションを使っていて、且つ画面が小さいのに画質はいまいちです。全編にわたって喋るのですが、これの音質もいまいち良くないです。一部割れてしまっている所がありました。

 と、なんか悪口ばかりになってしまいました。PC版のプリティサミーは理不尽な戦闘があった割に結構楽しめたのですが、これはいまいちでした。アニメで同じシナリオをやればそこそこテンポ良く楽しめたのかもしれないのですが、ゲームになってしまうと一人一人のセリフが独立してしまう為にテンポが悪くなってしまうのでしょう。プリティサミーは、どちらかというと「勢い」で押すタイプの物語だと思うのでテンポがなくなってしまうとやはり辛いです。

きゃんきゃんバニーエクストラ

キッド T-19706G 18歳以上推奨 アドベンチャー
一押し:坂本春菜
 きゃんきゃんバニープルミエール、きゃんきゃんバニープルミエール2の続編で、スワティ編の最終話となるお話です。

 主人公は、神様が見える特異体質の大学生。以前に七福神の中の弁財天「スワティ」から女縁を授かったのですが、術が不完全だった為今は寂しい一人身。そんな事があったという事もすっかり忘れた頃、ひょんな事からスワティ達と再会します。そこで主人公は、自分の「女の子達との記憶」を消された事を知り、それに責任を感じたスワティが再び女縁を授ける術をかける事になります。今度は、七福神よりはるかに偉大な力を持った、北極紫微大帝(北斗七星)の力を借りて。そして、縁は「星のかけら」となり街に散らばります。主人公は、7人もの女の子達との縁を成就する為、街に出かけるのでした。

 と、まあどう御託を並べた所でナンパゲームなのですが(笑)。
 システムは、基本的に画面をマウスカーソルでクリックして、会話を進めていくタイプです。と言っても、クリックすると反応する部分ではポップアップメッセージが出るので、画面のどこを押せば先に進むかわからないといったことはないようになっています。時折、会話の途中などで会話ウィンドウに2択/3択の選択肢が出たり、画面上にゲージが出て上手く進めないとゲームオーバーになってしまう所などがあります。ゲームオーバーといっても、すぐにフォローが入ってミスする直前からやり直しが出来ますので、神経質になることはありません。システムコマンドは、画面をクリックすると先に進む状態の時のみBボタンを押すと利用できるようになります。結構長い間会話が続く場合もありますので、これはいつでも選択できるようにして置いて欲しかった所です。あと、わざわざシステムコマンドの場所までカーソルを持っていかないとコマンドを利用できないのも少し面倒です。

 たくさんの女の子が登場しますが、一人の女の子と知り合ったらその女の子と結ばれるまでは他の女の子に手を出せません。要するに、女の子毎に物語が独立しているという事ですね。基本的に、女の子同士の関り合いはありません。

 クリア後のおまけとして、タイトル画面にある「プレゼント」のメニューの下のCG鑑賞/ムービー鑑賞/エクストラストーリーを見ることができるようになります。このうちエクストラストーリーは、クリアした女の子のものだけしか見られません。この、エクストラストーリーは主人公が選んだ女の子とのその後を描くもので、結構ボリュームがあるものです。ぜひ全員の分を見て欲しいですね。

 さて、ここからはPC-98版からの変更点について書きます。
・絵が多色になったこと
 画面モードは640×224のモードを使っているのでしょうか、PC版の細い線はおおむね綺麗に移植できています。一部クラブのダンスシーンなど、多色でないと表現できない所をきっちり修正してあるのには好感が持てます。
・ムービーが入ったこと
 これは、プルミエール/プルミエール2からあったのですが、今回はゲーム中の絵よりはクオリティが落ちますが比較的まともなムービーを「的確なシーン」で見せてくれます。
・音声が付いたこと
 PC-FX版も音声付きだったのですが、これとはキャストが違っていて、最近のF&Cのゲームでお馴染みの面々が声を演じられています。ドラマCD1、ドラマCD2&OVA、SS版プルミエール、PC-FX版エクストラ、SS版エクストラと今回5代目スワティCVですが、今回のものが一番気に入りました。他のキャストもはずしていないし、下手な人はいないので合格点をあげてもいいと思います。
・プルミエール2に登場した東山日奈緒と石鍋環の2名が追加されたこと。
 この二人の物語はクリアするのに必須ではないのですが、どちらも既存のキャラに負けないだけの物語が用意されています。プルミエール2で結ばれた二人の再会という事で、最初から「らぶらぶ」なのがいいですね。ただ、どうも他のキャラとの絵的なバランスが取れていないような気がしますが……ちなみに、CVもプルミエール2の時の方が担当されています。
・18歳未満購入禁止から18歳以上推奨にレーティングが変更されたこと。
 高校生のキャラ(青山美沙生、杉田千里、麻里)のHシーンが削られてしまいました。他のキャラも、Hシーンは下着を付けたままの絵に修正されています。
・麻里のエクストラストーリーが削除されたこと。
 麻里にあるのなら、環と日奈緒にもエクストラストーリーを付けないといけませんもんね(笑)。
・メッセージの一部が新しくなったこと。
 時事ネタを使っていた所の一部が、新しく書き変わっています。
 と、まあ私としては満足な移植になりました。

 もともとのゲームは1993年のもので、もう4年も前のゲームなんですが、やっぱり面白いものはいつプレイしても面白いですね。PC-98版はかなりやり込んだ方なのですが、それでも久しぶりにプレイすると細部を忘れていてかなり楽しく遊ぶ事が出来ました。
 声が付いたおかげでプレイ時間はかなり長くなってしまったのですが、それでもお薦めのゲームです。

 ところで、私は「スワティさまっ好き好き人間」なのですが、今回の一押しは坂本春菜ちゃんです。彼女のストーリーはこのゲーム中ではかなり美味しい部分でして、スワティを除けば一番好きなキャラだったのですが、今回の移植版で声が付いたおかげで転びました。特にエクストラストーリーの「あなた」には、もうめろめろきゅ〜ってな感じです。

あすか120%リミテッド

アスク講談社 T-16708G 対戦格闘
一押し:大久保久美
 あすか120%のセガサターン移植版です。
 あすか120%としての本質は変わっていませんので、ここではプレイステーション版のあすか120%スペシャルからの変更点を書いていきたいと思います。

 まず、キャラグラフィックが全面書き換えされています。全体的に手足が強調されたデフォルメっぽいデザインになっています。個人的にはあまり気に入らないのですが、プレイして気になるほどではないです。
 キャラクタデザイナーも(また)変わりました。今回のデザイナーの方はいまいちキャラの書き分けが出来ていないように思います。「あすか120%のイメージ」から行くと石田敦子さんより合っているかもしれませんが、絵のクオリティは石田敦子さんのものの方が良いと思います。
 全体的なゲームバランスの修正がなされました。浮いてから拾える時間がかなり長くなったようです。適当にやってもじゃんじゃん繋がります。超必殺技の威力は減らされているようで、以前ほど一撃必殺ではなくなっています。
 ハイジャンプという新要素がつきました。ハイジャンプからの2段ジャンプなども出来、結構面白い事もできるのですが、個人的にはなくても困らないとか思ってます。
 新キャラが増えました。新堂環の父の新堂源一郎と、本田飛鳥の師匠の扇ヶ谷鉄子が登場します。ストーリーモードで乱入してくるのが基本ですが、総プレイ時間が10時間と20時間を越える事でそれぞれを対戦モードで使う事が出来ます。
 キャラの選択色が増えました。キャラ選択時に、そのまま決定ボタンを押すと1P色、Lを押しながら決定すると2P色、Rを押しながら決定すると3P色、LとRを押しながら決定すると4P色が選択できます。

 ギャルゲーとしては、キャラグラフィックが書き直されて、格好良くなったキャラもいれば格好悪くなったキャラもいるし、ストーリーモードの会話などは音声なしになってしまったとか、前作からのプラスαがほとんどありません。シリーズのファンならプレイしてみる事をお薦めしますが、シリーズは初めてで「ギャルゲー」だと思って購入されると拍子抜けすると思います。

すごべんちゃー〜ドラゴンマスターシルク外伝〜

データムポリスター T-19505G 恋愛すごろくアドベンチャー
一押し:白藤深月
 ドラゴンマスターシルクシリーズの外伝です。今回は、PC版の2に登場した智の精霊龍「ルリ」と異次元からの勇者「白藤深月」が登場し、逆にタイトルに名前を冠している「シルク」の出番はほとんどないです。

 ある日、魔龍の元に倒したはずの魔王から挑戦状が届きます。魔龍はこれを受けて、アオ、アカ、キとルリの4人の精霊竜と共に勇者シルクを魔王討伐に向かわせようとします。しかし、シルクを無理矢理連れてくる為に使ったアイテムで召喚されたのは、異世界の女子高生白藤深月でした。改めてシルクを呼び出せば良かったのですが、不幸にも深月は魔龍に気に入られてしまい、シルクの代りに魔王討伐に行くことになります。さて、あなたは彼女達の誰かの「勇者」となって、彼女達との絆を深めその力で魔王を倒さなければなりません。そうして、勇者と精霊龍たちの二人三脚の大冒険が始まったのでした。

 と、こんな導入で始まる物語です。ゲームは、すごろくが基本になっています。基本的な流れは、宝箱ゲット→祭壇で宝箱から手に入れたカードを使う→ボスが出てきたらそれを倒す。ボスが出てこなかったら次の宝箱を取りにいく、という感じです。
 道中には、カードが貰えるマス、チャージポイントが増えるマス、チャージポイントが減るマス、ワープ出来るマス、パートナーとデート出来るマスなどがあります。更に、その上に罠アイテムやザコ敵が配置されています。
 カードが貰えるマスでは、読んで字のごとくカードが貰えます。カードには、武器カード、魔法カード、罠カード、宝物カード、その他のカードがあります。武器カードは、バトル時にバトルサイコロの数を増やす事が出来ます。持っている一番強いカードのみが効果を発揮しますので、1枚持っていれば充分です。魔法カードは、バトル時の攻撃力を修正します。こちらは複数枚数出す事によって効果を増幅する事が出来ます。罠カードは、マップ上に配置する事によって、他のプレイヤーの足を引っ張ることができる、かも知れないです。宝物カードは、宝箱からのみ入手で来ます。これは、祭壇で使う事によって様々な効果が現れますが、これでボスキャラをマップに出現させるのが当面の目的となります。その他のカードには、他のプレイヤーの行動を邪魔したり、自分の移動量を増やしたりできる、補助効果のあるものが多いです。
 チャージポイントは、必殺技の「タメ」です。減るマスに止まっても、マイナスになることはありません。8になると、その場でパートナーごとに設定された2種類の必殺技のいずれかを使う事になります。
 デートできるマスでは、3択の選択肢が現れ、選択によってパートナーの好感度が上下します。場合によっては、更に選択肢が現れる事もあります。選択による反応は、選択ごとに違うのは当り前ですが、更にその時点の絆の強さでも変わってきます。前回のプレイで、正解(絆が強くなった)だったからといって、今回も同じでいいか、というとそうではないのですね。

 パートナーは、序盤はかなりわがままです。近くに自分の気に入ったアイテムがあれば、そこに勝手に進んでいくし、たまに伺いをたててきても、拒否すると機嫌を悪くしたり、休みたいと言ったり。最初のうちは、話し掛けてきても反応が予想できない事が多いので、カンで受け答えするしかないです。デートマスでの受け答えは、パートナーの性格を考えればある程度は予想がつくと思いますので、ここの選択や、バトル、宝箱からカードをゲットするなどして早めに絆を深めましょう。絆を深める事によって、パートナーはレベルアップするのですが、その時に選択できるパワーアップ項目のうちの一つ「赤い糸回線」を導入すれば、その後は絆の深まりが早くなるのでプレイが楽になります。。仲良くなってくれば、たくさん進む為にサイコロをたくさん振ってくれたり、バトルで負けそうになっても頑張ってくれたり、好きなアイテムを見かけても我慢したりしてくれます。もちろん、らぶらぶな反応も楽しめます。

 ゲーム開始時に、1〜3までで遊ぶステージ数を決められるのですが、3ステージを選ばないとエンディングが見れないようになっています。
 エンディングを迎えるとその後に、パートナーとのお別れがありますが、ここで絆が深まっていれば告白することができるようです。ちなみに、多人数プレイでエンディングを迎えた場合は、絆が深まっていても告白はできないようです。もしかしたら、一人でプレイしていても、最後のボスキャラを自分の手で倒さなければ告白できないのかもしれません。

 最後の告白の事について書いているあたりがあいまいな表現なのは、実は私は未だに告白するエンディングを見たことがないのです。なぜ、見ていないのにそのエンディングの存在を知っているかというと、データファイルをバイナリダンプして眺めていたらその辺りのメッセージを見つけたからなのです。もしかしたら、多人数プレイでも、めちゃくちゃ絆が深まれば告白エンディングを迎えられるのかもしれません。ただ、このゲームはセーブはステージとステージの間でしか出来ず、しかも1ステージのプレイ時間が1.5時間程度と結構かかるのです。私は、一押しの白藤深月ちゃんのエンディングを見る為に頑張りました。絆が深まりきった最後の方のセリフを見ているとエンディングをぜひ見てみたいと思わされるのです。しかし、最終ステージを5回ほどやり直してみましたが、乱数の要素が多いのでどうにも思うようにいきませんでした。せめて、セーブがターンごとに出来れば良かったのですが。

 すごろく自体、乱数が全てのゲームなのですが、このゲームの場合は更にパートナーのわがままのおかげで戦略を立てても、それを上手く実行できない事が多いです。ただ、キャラクターはお約束とはいえ、ちゃんと立っているし、デートマスでの会話などでどきっとさせられる事などもあり、ギャルゲーとしては及第点だと思います。PC版の頃からこのキャラデザは大好きでしたし、デートシーンのみですが、フルボイスで、プレイヤーの名前の部分は「勇者様」とか「あなた」とかの言葉で上手く補完して抜けのない音声を作ってくれていますし。
 ちなみに、「3ステージまで遊ぶ」を選んで最後まで遊ぶと、プレイ時間は5〜6時間程度になります。

スーチーパイアドベンチャー ドキドキナイトメア

ジャレコ T-5713G 18才以上推奨 アドベンチャー
一押し:篠原ありす
 アイドル雀士スーチーパイシリーズの最新作です。今作は、お馴染みのキャラクター達による恋愛アドベンチャーということで、いかさま麻雀の出番はほとんどなく、よって各変身キャラの肩書きも修正されています。

 とある月曜日、ゲームセンター「YOU&ME神用賀店」でゲームを楽しんでいた主人公は、バイト店員の「スーチーパイこと御崎恭子」に話し掛けられます。そして、いろいろあって、主人公は彼女の知り合いの女の子達幾人かと知り合うのですが、その翌日「ある事件」が発覚します。昨日主人公が知りあった女の子達が、眠ったまま夢から覚めなくなってしまったのです。スーチーパイの推理によると、彼女達と主人公の間に何らかの関連があるという事で、主人公も事件解決の為に東奔西走する事になります。果たして原因は何なのか、次に教われるのは誰なのか、そして真犯人の正体は?

 ゲーム中のプレイ期間は、月曜から金曜になっているのですが、月曜は導入ですし、金曜は最終決戦日ですので、実質プレイ期間は火曜から木曜の3日になります。ゲーム中の時間の流れは曖昧で、朝、昼、夕方、夜と一日は分割されていますが、建物に入るたびに時間が進む、とかそういう厳密な決まりはありません。ある程度会話を進めると、時間が進むという感じでしょうか。
 キャラクタは、従来のスーチーワールドの住人に、ナイトメアの「リリム」と月曜日に主人公と運命的な出会いをする「二ノ宮ことり」を加えた15名で、うち13名にエンディングが用意されています。
 なお、ゲーム中に見たムービーやCGは、回想モードでじっくり見直す事が出来ます。また、ゲームの冒頭で遊ぶ事の出来る「忍者じゃじゃ丸君 真鬼斬忍法帳」というミニシューティングをおまけのメニューから遊ぶ事が出来ます。

 このゲームは2枚組になっていますが、「ドキドキナイトメア」編はディスク1のみで完結しています。では、ディスク2は何なのか、というとスーチーファンお馴染みの「ミユリの部屋」ディスクなのです。ここでは、デートモード、回想モード、サウンドテスト、おまけのメニューが選択できます。デートモードは、本編でハッピーエンディングを迎えた女の子との後日談を楽しむ事が出来ます。ここでも、選択肢によって展開が少し変わったりします。女の子によっては、最後に表示されるエピローグのCGが変わったりもします。回想モードは、ディスク1のものとは違って、デートモードのCGの回想モードとなります。サウンドテストは、ゲーム中で使用されたBGMや、オープニング/エンディングの歌を聞くことが出来ます。おまけでは、マルチターミナル6を使用すると最大4人まで対戦できるミニゲームが遊ぶ事が出来ます。懐かしの「ぶたさん」をスーチーキャラで遊べるものなど3種類あります。また、デートモードをオールクリアする事により、ここでミユリちゃんの子守り歌を聞くことができるようになります。

 歌、音楽、CG、ムービー、操作性など、どれをとっても1級品です。顔ウィンドウによる美少女漫才は健在ですし、状況が変わった時はちゃんと別のセリフが用意されていたりする芸の細かい所も相変わらずです。ただ、プレイの仕方によっては一部話が上手く噛み合わなくなる事だけが残念です。くり返しプレイするうちに気にならなくなりますけど。
 1回のプレイ時間は、ムービーや音声を一切スキップしないと3時間程度、ほとんど全てをスキップすると40分程度です。

 前作までに比べるといまいちボリューム不足に感じるのですが、それは前作までは麻雀をプレイしている時間が非常に長かったのが原因なのでしょうね。今回は、フルボイスの上にムービーまで入っているおかげで、13人のキャラを詰め込むにはCD1枚は容量不足だったのでしょう。ともかく、ストレスの溜まらない良質のギャルゲーです。前作までを遊んでいない人でも充分楽しめると思うので、ぜひ遊んでみてください。

ヴァンパイアセイバー

CAPCOM T-1229G 対戦格闘
一押し:レイレイ
 アーケードで人気の対戦格闘ゲームの移植版です。アーケードでは「ヴァンパイアセイヴァー」「ヴァンパイアセイヴァー2」「ヴァンパイアハンター2」として3台に分けて販売されていたゲームを1本にまとめてあります。

 基本的に従来のシリーズ作品と同様ですが、今作ではインパクトダメージゲージという新システムが目をひきます。これは、今までの1ゲーム2本勝負のダメージゲージを1本にまとめて、回復出来るダメージが設定されているというものです。単発技は回復できるダメージが少なく、連続技は大きく設定されています。これにより、このシリーズの特徴であるチェーンコンボによる連続技を食らっても、その後ガードに徹していればほとんどのダメージは回復するようなシステムになっています。とは言っても、時間制限はありますし、技を食らえば少なからず回復できないダメージも受けますから、ガードを固めているだけでは勝てないのですが。
 他に新たに追加されたシステムとして、「ダークフォース」と「アドバンシングガード」があります。ダークフォースは、ゲージを一つ消費して前作のモリガンのアストラルビジョンや、ガロンのミラージュボディのような、一定時間各キャラ固有の攻撃が出来るようになります。アドバンシングガードは、ガードキャンセルの変形のようなもので、敵の攻撃をガードしている間にボタンを連打していると、相手の攻撃を押しかえして攻撃範囲から逃れる事が出来ます。
 もちろん、シリーズの特徴である、ES技、EX技、チェーンコンボやガードキャンセルは健在で、シリーズのファンならすぐに遊ぶ事が出来ます。一つ嬉しい変更点として、ガードキャンセルのコマンドが全キャラほぼ共通になった事です。チェーンコンボのおかげで、比較的練習しなくてもいろいろなキャラを使いこなしている気になれるシリーズだったのですが、ガードキャンセルが統一された事でますます遊びやすくなりました。人によっては、昇竜拳コマンドが苦手な方もいますので諸手を上げて賛成できる訳ではないですが、そういう方はアドバンシングガードを上手く使えば良いでしょう。

 今作は、4MB拡張ラムカートリッジ専用版と言う事で、ゲーム起動時に少し長い読み込みがありますが、その後はほとんど読み込みを感じさせない作りとなっています。多かった音声やアニメーションも問題なく再現されており、CAPCOMの技術力を感じさせられます。また、4MB拡張ラムカートリッジは別売りはされていないのですが、少し前に発売されたX-MEN VS STREETFIGHTERに同梱されていた事もあり、今作はCD-ROMのみの単品販売もされています。

 アーケード版のハンター2では、復帰したキャラ達にはちゃんとしたエンディングが用意されていなかったのですが、今作ではちゃんと用意されていますので、フォボス、パイロン、ドノヴァンのファンの方は必見です。アーケード版のセイヴァー、セイヴァー2、ハンター2はそれぞれ微妙にシステムが違っているのですが、私はあんまり意識せず遊んでいましたので、今作がどのシステムをメインで使っているのかはちょっとわかりません。聞いた話だと、セイヴァーのシステムがメインらしいのですが。

 知らない人には、なぜこのゲームがギャルゲーとしてここにレビューされているのかわからないと思いますので、補足します。ヴァンパイアシリーズは、もともと非常にキャラの個性が立っている格闘ゲームでしたが、アーケード版セイヴァーで追加された4キャラ中3キャラが女性キャラと言う事で、ギャルゲー化が一気に進みました。セガサターン版は、アーケード版ハンター2で復帰した、ドノヴァン、パイロン、フォボスのおかげで密度は薄まりましたが、それでも18キャラ中6キャラが女性キャラと、実に1/3です。また、デミトリに追加されたEX技ミッドナイトプリスおよびアナカリスに追加されたEX技ファラオデコレーションでは、敵キャラを女性型にしてしまいます。そんなこんなで私はギャルゲーとして遊んでいたのです。

 何度かレビューしているあすか120%シリーズ同様、初心者でも適当に遊んで楽しめて、そのうち上達するというタイプの良質な格闘ゲームだと思います。絵的にも、残酷な攻撃をしているキャラ達はどこかコミカルで、アニメチックなアクションは多彩で見ていてとても楽しいです。4MB拡張ラムカートリッジ付きのパッケージは少し高いですが、何か面白い対戦格闘ゲームが欲しいな、と言う方にはお薦めしたい1本です。

スーパーリアル麻雀P7

SETA T-16510G 18才以上推奨 脱衣麻雀
一押し:朝比奈百合奈
 脱衣麻雀の定番シリーズの最新作です。今作は、前作までの移植版とはレーティングが違い、18歳以上推奨となっていますので、脱衣シーンがアーケードの物とは違う部分があります。

 今回のヒロインは、朝比奈夏姫、百合奈と、彼女達に勉強を教えている家庭教師の蘭堂芹香、朝比奈姉妹の別荘でお手伝いのバイトをしている豊原エツ子の4人です。この内、豊原エツ子は他の3人のストーリーをクリアした後に選択できるようになります。
 今作は、ヒロインごとに物語が用意されており、それぞれの流れで対戦順番が変わります。選んだヒロインは、最後の対戦相手となって普通とは違う脱衣シーンを見る事が出来ます。また、各対戦相手に1回ずつ満貫以上の手で上がっておくと、ヒロインとの対戦の後にエツ子との対戦が始まります。

 システムは、いかさまなしの二人打ち麻雀です。相手の持ち点はありません。1度勝つごとに上がり点に関係なく、1枚脱衣する事になります。また、デフォルトでは負けるごとに服を着ていくようになっています。コンピュータのレベルは8段階に設定できます。

 このセガサターン版は、レーティングの関係でブラジャーを取る所までいきません。アーケード版で最後の脱衣シーンだったシーンはあるのですが、脱衣はなしでセリフだけになってしまいました。その代り、ヒロインの最後のシーンの後にオリジナルのアニメーションが追加されています。また、P6の時はアーケード版にも採用されていたのですが、今作ではセガサターン版にしか歌が入っていません。他に追加点として、オプションメニューの中に設定資料集とクイズがあります。クイズの方は、P7の関連イラストがハイレゾで見られるご褒美付きとなっています。あと、ゲーム中に見たアニメーションは、タイトルメニューのご褒美で何度でも見る事が出来ます。
 このゲームは、拡張ラム(1M/4M)対応となっています。それらの周辺機器を利用すると、ロードを感じさせない快適なゲームをプレイすることが出来ます。

 私の購入したものは、スーパーリアル麻雀ファンクラブ「P'sClub」の特別バージョンです。これには、上記追加点の他にミニアクションゲームと声優インタビューが付いています。また、取り扱い説明書もページが多く、原画を公開していたり、声優さんの紹介があったりします。

 相変わらずのボリュームですが、相変わらずのアニメーションのクオリティです。ちょっと麻雀部分の操作性で気になる所がありますが、面倒くさいだけで操作ミスしてしまうようなものではなかったので良しとします。シリーズを通してキャラデザインをしている田中良さんは絵柄がかなり変わりやすい人なんですが、今の絵が気に入った人は買いなんじゃないでしょうか。

機動戦艦ナデシコ〜The blank of 3 years〜

セガ・エンタープライゼス GS-9195 サウンドノベル
一押し:アマノ・ヒカル
 機動戦艦ナデシコと言えば、前作「〜やっぱり最後は『愛が勝つ』?〜」の出来が良くなかったので、発表当初は期待していなかったのです。しかし、劇場版を観て気に入って、その劇場版とTVシリーズの間を埋める物語だと聞いて興味を持って、発売後の雑誌記事で物語の概要を読んで購入を決意してしまいました。

 物語は、TVシリーズの最終シーンから始まります。ナデシコのコアごと火星の遺跡をボソンジャンプでどこか遠くに飛ばしたあと、ナデシコは乱戦から脱出するために太陽を挟んだ反対側にボソンジャンプを行ないます。無事にボソンアウトをしたあと、艦内人員の点呼を行ないます。結果は……一人多いのです。
 主人公は、ボソンアウトした直後ナデシコに現れた記憶喪失の青年です。なぜか木連優人部隊の制服を着ていて、その胸ポケットには女性の写真が入っていました。たった1枚の写真を元に、主人公の記憶探しが始まるのです。

 システムは、かまいたちの夜などに代表されるサウンドノベルです。画面いっぱいに文章が展開され、時々選択をすることで物語が進行していきます。選択肢を選ぶことによって、人格マトリクス上に表示されている黄色い点が移動します。人格マトリクスは右に行く程「行動的」で、上に行くほど「熱血」という風に2軸のグラフになっています。そして黄色い点が現在の主人公の性格です。これの位置によって、シナリオが分岐するのです。また、選択は通常の物のほかに選択するまでの時間が影響するものがあります。選択肢の内容にもよりますが、早く選択すればより「行動的」であるとか、そういう風に同じ選択でも性格の変化が異なったりするようです。
 ストーリーは、序章終了時点の人格マトリクスの位置で4種類に分岐します。また、これらの4種類のシナリオをクリアした後は、あるフラグを立てることでもう一つ別のシナリオに進むこともできます。
 それぞれのシナリオに進むと、人格マトリクス上にラブラブゾーンというものが出現します。これは、そこに描かれた女の子の好みの性格を現したもので、主人公の性格がそこに近ければ近いほどその女の子と仲良くなりやすくなります。また、ゲーム中の選択やシナリオの流れによっては、このラブラブゾーンが移動することや、消滅してしまうこともあります。ゲームの展開は、誰と仲良くなっているかでかなり変わってきますので、たくさんのエンディングを見ようと思ったらまめに人格マトリクスを確認するようにするべきです。
 他にゲーム中の特殊イベントとして、コスプレイベントと熱視線イベントがあります。コスプレイベントは、主に前作でも登場したバーチャルルームを使う事になります。ここでのヴィジュアルはかなり大きく、スクロールさせて見ることになります。ここで選べるコスチュームの種類は最初は1種類しかないのですが、同じ女の子とコスプレイベントを行なうたびに1種類ずつ増えていきます。一人何種類あるかは調べてないので不明です。熱視線イベントは、女の子キャラと向かい合ってカーソルでどこに視線を送るかを決めて、ボタンを連打することで熱い視線を送るというものです。制限時間内に、相手をどれだけ照れさせるかによって、相性度が変化します。ちなみに、画面が2段階変化すると制限時間が終わっていなくても終了します。

 買う前に感じていた、シナリオへの不満はプレイしてみて氷解しました。TVシリーズのシリーズ構成を担当している方などがシナリオに参加しているだけあって、これはまさしくナデシコです。展開によっては、3年後に劇場版の流れになることが不可能になったりしますが、それもゲームならではだと思います。また、どんなシナリオに分岐しても主人公が記憶喪失であるという事が忘れ去られないのも良いです。主人公の性格が「冷静+消極的」で分岐する「キミがめざす『遠い星(アイドルスター)』」シナリオは、主人公がアイドルになったメグミ・レイナードにマネージャーとしてこき使われる話なのですが、そんな導入であっても物語はきっちり集束します。
 同じく買う前に不安に思っていた「誰かとらぶらぶになる」という事なのですが、これもパートナーによってシナリオの展開が変わることで上手くまとめられています。
 音楽や絵も、違和感を感じさせるようなものはなかったです。

 と、いい事ばかりのようですが、不満も何点かあります。
 サウンドノベルなので、表示されるセリフが誰のセリフか、などということは表示されないのですが、このゲームの場合喋っている人が変わった場合、背景に表示されている立ちグラフィックが変更されるのです。おかげで頻繁に切り替わる場面ではかなりテンポが悪くなっています。セリフに音声が付いているのですから、無理に切り換える必要はないと思うのですけどね。また、画面一杯に文字が展開されるわけですが、これのバックで立ちグラフィックは口ぱくのアニメーションをしています。こういう事をやるのなら、サウンドノベル形式にせずにメッセージウィンドウを用意してもよかったと思うのですが。
 他に細かい不満を言えば、改ページ時の効果音が少し耳障りだったり、サウンドテストやグラフィックギャラリーでの操作がし辛いかったり、時間カウントのある選択があんまり効果が判らなかったりと、色々あるといえばあるのですが、まあ人それぞれの些細なものだと思います。

 前作は、お世辞にも他人に薦められるものではなかったのですが、今作はナデシコが好きな人なら一度は遊んでほしいと言えるだけの出来です。劇場版を観ていなくても楽しめますし、観ていれば所々でニヤリとさせられると思います。
 1プレイの時間はきっちりセリフを聞いても4〜5時間程度で、序章をメッセージスキップで一気に進めると2〜3時間程度でクリアできます。途中のゲームオーバーを含めなくてもエンディングは20種類以上とかなりボリュームもあります。
 私は、現在7回クリアしましたが、まだいろいろな展開が見てみたいので何度かプレイすると思います。

Piaキャロットへようこそ!!2

NECインターチャネル T-20114G 18才以上推奨 ファミレス恋愛SLG
一押し:双葉涼子
 PCで発売された同名ソフトの移植版です。基本的に忠実な移植なので、ストーリーなどはPC版のレビューを見ていただくとして、ここではSS版になって変更された部分について書いてみたいと思います。

 一番大きな変更点は新キャラが追加されたことです。追加キャラの愛沢ともみちゃんは、中学生でキャロットの制服に憧れています。今までのF&Cのゲームのコンシューマ移植版の追加キャラというと、他のキャラと比べてCGのクオリティが低かったり、シナリオがダメだったりしたのですが、このともみちゃんのシナリオはCGも含めてF&Cのスタッフによるものと言う事で、ゲームの中に違和感なく溶け込んでいます。ちなみに、ゲームのレーティングは18才以上推奨ですが、彼女のシナリオにはそういうシーンはありませんのであしからず。
 オープニングがオリジナルのムービーに変更されています。今までのF&Cのゲームのコンシューマ移植版のオープニングムービーというと、動かない、コマ数少ない、動きだすと絵が崩れる、と3拍子揃っていたのですが、今作のムービーはそんじょそこらのギャルゲーのムービーより綺麗です。歌は、PC版と同じく「Go!Go!ウェイトレス」ですが、歌は録音しなおしたようでPC版に比べると随分聴きやすくなっています。
 エンディング曲がオリジナルのボーカル曲になっています。個人的にはSS版のしんみりした曲より、PC版の明るくポップな曲の方がこのゲームのエンディングには合っているような気がしますが、この新曲も気に入りました。
 ディスク2枚組になっていて、CGモードやミュージックモードを見るためのディスクが独立しました。このディスクのオープニングはムービーこそ同じですが歌はGo!Go!ウェイトレスの2番の歌詞が流れるようになっています。
 レーティングが18才以上推奨ということで、シナリオの一部が変更になっています。具体的にはHシーンがばっさり消滅しています。もともと、Hシーンに期待するようなゲームではないのですが、Hシーン削除のせいでCGが各キャラ1枚位ずつは少なくなっているのが寂しいですね。
 その他の小さな変更としては、ミニゲームが一部変更になっていることや、アルバムモードに登録されるCGは制服別にフラグがあったのがまとまっていること、メッセージウィンドウに各キャラの小さな顔アイコンが表示されるようになったこと、などです。

 また、SS版の特別な機能として、拡張RAMカートリッジに対応している事があげられます。コレを使うと、起動時に少し長い読み込みが起こりますが、ゲーム中はCDアクセスがほとんど感じられない快適なゲームになるそうです。何故伝聞かというと、一応4MBラムを差してプレイしてみたのですが、どうも効果が体感できなかったのです。うちのサターンの上部スロットはだいぶ痛んでいて、差したパワーメモリーをなかなか認識しないのですが、同様に拡張RAMを認識しなかったのだと思います。うちの環境はさておき、拡張RAMがなくても快適にプレイできますので、この点に関して余りこだわらなくても良いと思います。
 もう一つ、SS版の拡張機能としてメッセージの読み返し機能があります。ノベルタイプのゲームなどでは結構用意されている機能ですが、このゲームの読み返し機能は一味違います。任意のセリフを再生しなおすことができるのです。これのおかげで、迂闊に見たかったシーンをスキップしてしまっても安心です。
 あと、メッセージスキップ機能が高速になりました。PC版にもメッセージスキップはあったのですが、故意にウェイトが入れられているようであまり速くなかったので、この変更は有り難いです。

 欠点らしい欠点の見つからない、素晴らしい移植です。一部の操作系がPC版のものと違っていた為、戸惑うところもありましたが、単体としてみればそれも問題ないと思われます。
 どうしてもHシーンにこだわる、とかでない限りPC版よりSS版の方が「高速な分」お薦めかもしれません。

リアル麻雀アドベンチャー「海へ〜Summer Waltz〜」

SETA T-16512G 恋愛アドベンチャー
一押し:藤原綾
 スーパーリアル麻雀シリーズのキャラがヒロインとして登場する、恋愛アドベンチャーゲームです。ここでは、メインヒロインとしてP5、P6のヒロインたちが登場します。また、P7のヒロインたちも登場します。

 主人公は、化石の採掘が趣味の若者です。毎年夏に開催される「化石グランプリ」に参加するため、浜ケ崎にやってきました。ここは化石の採掘が盛んな海辺の街。主人公はここで1ヶ月滞在し、化石グランプリ優勝を目指して頑張ります。もちろん、夏の海に来たのに化石採掘だけでは寂しすぎます。化石と恋愛の両立を目指す事になるのです。

 ゲームは、化石グランプリ関連のパートとアドベンチャーパートに分かれます。月曜から金曜の平日は化石グランプリパート、土日はアドベンチャーパートとなります。
 化石グランプリパートは自動的に進行します。そこで採掘した化石を金曜日の夜にトレーディングする事で、手持ちの化石を編成します。編成とは、麻雀で言うところの役作りみたいなものです。これを4週間繰り返し、より高い点数になるように編成します。
 アドベンチャーパートは、基本的にマップ画面で行きたい場所を指定し、そこでヒロインと遭遇すると会話シーンになり、選択やATSをする事で、各ヒロインとの親密度が変動するモードです。1日は、朝、昼、夕の3つに分かれていまして、3回マップ移動が出来るようになっています。女の子のいる場所には、マップ画面上にシンボルが表示されていますし、何も起こらない場所に移動しても時間は進行しない上、大部分の遭遇イベントでは遭遇した時点で「話し掛ける」か「別の場所に移動するか」が選択できるようになっており、無駄な時間を使う事がほとんどなくなっています。また、先程書いたATSとは、このゲームの特徴の一つで「Active Talk System」の略です。ヒロインの問いかけ等に対してどのタイミングで返事をするか、反応をしないかが任意に選択できるシステムとなっています。
 アドベンチャーパート中ではミニゲームが幾つか用意されています。一部のミニゲームは、街の中の施設で任意に遊ぶこともできます。

 シナリオがうまいです。主人公とヒロインたちは、1ヶ月だけの知り合いだという設定が最初にあるので「別れ」が不自然でなく組み込まれ、それによって上手く告白〜その後へ繋いでいます。また、個々のシナリオも単調でなく、すでにあるキャラに負けずに構成されています。ターゲットにしているヒロイン以外も、同時にいろいろな問題を抱え、それが進行しているのですが、それらの説明も不自然にならないようにうまく組み込まれています。
 絵は、立ちCGがちょっと弱いです。表情は非常にたくさんあるのですが、変化が微妙で余り変化が判らなかったり、妙に頭が大きかったり。イベントCGは綺麗だし、必要だと思われるところにちゃんと用意されているだけに残念です。

 化石グランプリとアドベンチャーパートの関連性が少ないのがちょっと残念です。
 面白い使い方も出来るATSですが、単純なものが多く、しかも先が読めないものが多かったので、プレイしていて疲れました。複数回プレイを想定して、一度見たセリフを飛ばせるようになっていますし、セリフの読み返し機能もついているんですが、ミニゲームやこのATSのせいで快適とは言いがたくなっています。
 セーブロードがマップ画面でできないのも残念です。

 ただ、やはりシナリオの面白さは最近プレイしたゲームの中では上位に位置すると思います。各ヒロインたちのシナリオではられた伏線を解決する、EXTRAシナリオもありますし。

 現在、10回プレイしてすべてのヒロインとのハッピーエンドを見ました。このゲームにはハッピーエンドの上の「スーパーエンド」と言うものがあるのですが、それは攻略本などが出たら挑戦したいと思います。
 1回のプレイ時間は、スキップなしで4時間程度、スキップしまくると2時間程度です。
 一部のお店ではすでに叩き売られているらしいですが、シリーズのファンでなくても値段分は楽しめると思います。
 私のプレイ時に作っていた攻略メモをまとめてここに公開しました。とにかくシナリオだけ堪能したい、と言う方はこれを参考にプレイしてはいかがでしょうか。

アイドル雀士スーチーパイめちゃ限定版

ジャレコ T-5716G 18才以上推奨 麻雀+アドベンチャー
一押し:篠原ありす
 スーチーパイの最初の作品が発売されてから5周年という事で、記念パッケージが発売されました。

 パッケージの内容は、
・アイドル雀士スーチーパイ(リニューアル版)/DISC1
アイドル雀士スーチーパイII(リニューアル版)/DISC2
・スーチーパイアドベンチャー番外編「女子高生は見た!美人ゲームセンター店員 雪山極楽紀行 炎の振袖は死の香り!?」/DISC3
・おまけ/DISC3
・めちゃおまけCD/おまけCD
・イラスト集/封入
・ポスター/封入
 となっています。

 この内、DISC1とDISC2の内容は、ゲーム部は以前発売された同名タイトルと同じですが、脱衣部分がPS版の物と同じになっています。
 スーチーパイアドベンチャー番外編は、新キャラ「梅野マヤ」と炎の振袖にまつわる話です。スーチーパイアドベンチャー番外編となっていますが、実際はシステムと一部CGを流用しただけの作品です。原作のプレイヤーにあたる人物はいませんし、誰かを選んで告白〜デートなどという流れがある訳でもありません。
 おまけは、おなじみミユリの部屋、サウンドテスト、フリー対局の他に、ホームページ出張版として、ジャレコホームページで公開されている、声優さんのホームページの特別版が閲覧できます。フリー対局も、5周年記念という事で、ゲーム天国のキャラ達も友情出演しています。ミユリの部屋というか、メニュー部分ですが、これもパワーアップしてます。今回は、ミユリちゃんをなでなでしたり、ぷにぷにしたりすることができるようになりました(笑)。また、ミユリの部屋で暫く待っていると、ミユリちゃんが寝てしまい「そっと帰る」のメニューが出て彼女を起こさずに部屋から出ることができるのは前作同様ですが、今作ではそうするとメニュー画面がミユリちゃんの案内からゲーム天国のゲーセンのおたく姉ちゃんこと伊藤由紀ちゃんが案内してくれるものに変わります。この辺の細かさはさすがスーチーパイシリーズといった感じです。

 シリーズ作品をもっていない方にとっては、全部合わせて7800円とお買い得かもしれませんが、すでに持っている方にとっては新しい要素はディスク3の1枚分程度しかなく、かなり割高感を受けます。それも、ディスク3の新作アドベンチャーがどきどきナイトメア並みのボリュームがあれば納得したのですが。

 ファン向けのアイテムだと思いますが、ファンとしてもちょっと高い買い物だったように思えます。
 スーチーパイは今春にもSSで新作(?)が出るようなので、次回作に期待、という感じでしょうか。

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